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#17:三賀 亮介

#17ゲスト:三賀 亮介

Guest of Oct 2021:MR. RYOSUKE MIKA

今月のゲスト:三賀 亮介

ジャンル:色鉛筆画家

プロフィール: 大阪芸術大学 美術学科 日本画コース 4回生。 2019年より色鉛筆画の制作を開始。日常の美しい景色や何気ない場面を中心に描いており、五感で感じ取った色彩を精密に表現している。


The work (seen here) is displayed at the request of the artist, himself.

The Guest of August: MR. RYOSUKE MIKA

Genre: Color Pencil Artist (Painter)

Profile: 4th year student of Japanese painting course, Department of Fine Arts, Osaka University of Arts. From 2019 he started drawing with colored pencil. He focuses on beautiful everyday scenes and casual scenes, and accurately expresses the colors sensed by his five senses. 

主な活動歴

Major Activity History

・2020.9 Gallery IYN「暗闇の中の灯り展」

・2020.10 Gallery IYN 「PROMISING ARTIST〜IYN期待の作家〜展」

・2020.11 Gallery ARK 「アルマ展」

・2021.3 GALLERY ART POINT 「NATURE Ⅰ展」

・2021.4 Gallery ARK 「ポラリス展」

・2021.6 カワチ阪急三番街店 画人画廊 「イロドリアル展」六人六様

・2021.7 Gallery ARK 「アドニス展」

・2021.8 Gallery IYN 「PROMISING ARTIST展」

・著書 イロドリアル 「塗り絵式 写真にしか見えない色鉛筆画上達ドリル 基本編」

・中川慧雪「金色の散華 光秀謀叛・真実の扉」
カバーイラスト担当

・しまうまプリント
イラストブックコンテスト クリエイティブ賞

・ 2020.9 Gallery IYN “Light Exhibition in the Dark”

・ 2020.10 Gallery IYN “PROMISING ARTIST ~ IYN Expected Artist ~ Exhibition”

・ 2020.11 Gallery ARK “ALMA Exhibition”

・ 2021.3 GALLERY ART POINT “NATURE I Exhibition”

・ 2021.4 Gallery ARK “Polaris Exhibition”

・ 2021.6 Kawachi Hankyu Sanbangai Store Painter Gallery “Irodrial Exhibition” 6 people 6 people

・ 2021.7 Gallery ARK “Adonis Exhibition”

・ 2021.8 Gallery IYN “PROMISING ARTIST Exhibition”

・Book: Coloring book-style colored pencil drawings that can only be seen in photographs basic provisional. Coloring (BASIC) for the Super Real Colored Pencil Art(Tentative name)

・ Keisetsu Nakagawa “Golden Sanka Mitsuhide Rebellion-The Door of Truth”
Cover illustration charge

・ Shimauma print
Illustration Book Contest Creative Award.

作品

インタビュー音声

日本語

The singer of the theme song : Ms. Carmella Constancio (YouTube)
Interviewer : 柴田 かおる (Kaoru K. Shibata)

English

The singer of the theme song : Ms. Carmella Constancio (YouTube)
Interviewer : Ms. Carmella Constancio

Q.三賀さんはどのようなことがきっかけでイロドリアルに入られたのでしょうか。

色鉛筆画を始めたのが2年半ほど前になるんですけど、まだ色鉛筆画っていうものがメジャーなものではないので、もっと世の中に広げていきたいなって思っていた時に、イロドリアル代表のぼんぼんさんからお誘いをいただいたという形ですね。

-イロドリアルでの活動の魅力は何でしょうか?

そうですね。『イロドリアル』っていうグループ名の通り、リアルで写実的に描く色鉛筆画家が集まってるんですけど、同じリアル系であっても1人1人モチーフが違ったりだとか、描き方とかも全然違うので…。それぞれ個性のある作家さんたちが集まって、”色鉛筆画を広める”っていう目標に向かって、お互い切磋琢磨して活動するっていうのが魅力なんじゃないかなと思います。

-ちょっと踏み入った質問になりますが、三賀さんは大学で日本画を専攻しているとのことですが、なぜ色鉛筆画を広めたいのでしょうか?

そうですよね(笑) 日本画以外にも一時期油絵もやってたりとか、あとは水彩とかもやってたりしてたんですけど、色々とやっていく中で何故か色鉛筆っていうものに強く惹かれるものがあって…。元々細かいことをするのが得意だったので、色鉛筆っていうのがすごく自分に合っているのかなっていうのと、あとは色鉛筆ってすごく幼い頃から使ってたりする画材なので、懐かしい感じがするっていうのも惹かれる部分ですね。

Q.プロフィールの画像に電車をモチーフにした絵を使われていますが、何か理由はあるんでしょうか。

結構鉄道とかの絵を描いたりするんですけど、鉄道自体が好きというよりかは、鉄道を含めた風景っていうのが好きで…。普段から日常生活の中で見る場面だったりとか、そういった景色とかを切り取ったりするのが好きなので、ああいった日常の風景をよく描いたりしています。

-そういった日常や鉄道が好きという人も多くいますから、共感する人が多いんじゃないでしょうか。

そうですね。もちろん電車好きの方もそうですし、電車自体にはあまり興味のない方でも、例えばその電車をよく利用していたりだとか、この駅よく通ってますとか、昔この近くに住んでいたので懐かしい気持ちになりましたとか…、そういう感想をよくいただきますね。

-そういった描きたいモチーフというのはご自分の中ではっきりしているんでしょうか?

そうですね。モチーフとしては自然の風景だったり、日常の何気ない風景っていうのが多いんですけど、絵を描くにあたってのコンセプトとしては、いつも必ず現場に行くんです。そこでただ見たものを描くっていうよりは、自分の五感で感じ取って描くっていうことをすごく大事にしています。なので、そっくりそのまま描くっていうことは、基本あまりしていないですね。

-「五感で感じてそれを描く」。ということは、音や匂いであったりとか、そういうものも描き込みたいっていう風に描いていらっしゃるんですか?

そうですね。自分がその風景を見たときの第一印象だったりとか、記憶に残ったものだったりとか、何に感動したのかとか、そこを強調して描くっていうことはよくしていますね。

-三賀さんの中で特別それを感じられる作品は何かありますか?

去年だったと思うんですけど、『帰り際』っていう作品を描いたんですよ。真ん中に川があって、周りが山で囲まれているっていう絵を描いたんですけど、本当にふと見たときの印象で…ちょっと現実的ではない、幻想的な風景に見えた瞬間があったんですね。その瞬間を捉えたというか。 なので、時間帯としてはもう夜に近い夕方くらいだったので、民家の明かりが水面に写ったりしていたんですけど、写り方も実際のままではなくて、自分が感じたパッと見たときの印象で描いてるといいますか…。ちょっと言葉だけで説明するのは難しいんですけど。 その作品に限らず、そんなに特別な意味を持って描いているわけでもなくて、結構感覚的に描いているというか。なので、見る人にとっても自由に捉えて欲しいなって感じです。

Q.日本画では岩絵具などを使われているとのことでしたが、画材などの道具などはどういったものを使われているのでしょうか。

色鉛筆画ではカリスマカラーを主に使わせていただいていて、あとは特にこだわりとかはなくて…。ただ、使う色鉛筆の本数は結構少ないですね。1枚の絵を描くのに、10本も使わないです。

-そうなんですか!?例えば先ほどの『帰り際』にも10本程度しか使っていないんですか?

それは多分5本か6本くらいしか使ってないです!逆にそれくらいでないと、その感じが出なかったりするので…。無理をして本数を減らしている訳ではないんですけど、自然と10本以内くらいに収まるっていう感じですね。 ただ使う色は毎回違いますね。例えば緑の自然の風景であれば、青とか黄色とかを使いますし、さっきの『帰り際』であれば、黄色とかはほとんど…、青とかもそんなに使ってないですし、紫とか黒とかその辺りがメインになってくるので、使う色合いとかも毎回違ってますね。

-そうなんですね。今お持ちになられているのは何色くらいなんですか?

一応確か…、160色くらいはあったと思いますね。

-すごいですね。その中からいつも大体10本くらいを選択している訳ですね。

Q.先ほどの話と重なりますが、色鉛筆の魅力っていうのは他の画材と比べてどう違うんでしょうか。

すごく細かいことができたりだとか、基本的に色鉛筆って細かい線を重ねていったりするので、細かい作業の積み重ねでしかできない美しさみたいなものがあったりするので、そこが魅力の1つかなと思います。あとは優しい感じになるというか…、温かみのある感じになるので、そこが他の画材には出せないものなのかなと思いますね。使い方次第で色んな表情が出せるのも色鉛筆の面白いところです。

Q.作品を作る上で一番苦労したことはなんでしょうか。

一番、特にこれっていうのはないんですけど、毎回苦労してますね。色々(笑) 自分の理想の、イメージしているものっていうのがやっぱりあるんですけど、なかなかそれに近づけないというか。毎回いろんな課題が出てくるので…、毎回苦戦してますね。

-なるほど。そういったことをイロドリアルの皆さんに相談したりすることもあるんですか?

そうですね。毎週ミーティングでみんなと話したりするんですけど「ここの描き方どうやってるの?」とか。そういう相談とかはしたりしてますね。

Q.今後の活動の中でチャレンジしていきたいことはありますか。

そうですね、今後はもっと大きな作品を作っていきたいっていうのがありまして。今は基本的に、大きくてもA3とかA2とかくらいなので…。日本画では100号のハガキ100枚分くらいのものすごい大きなものを描いたりしているんですけど、それを色鉛筆でもできたらいいなって思ってますね。

-そうですよね、もう少し色鉛筆画っていうカテゴリーのグレードを上げたいっていうのはありますよね。

そうですね、本当にそれを目的に活動しているっていう感じですね。

Q.今後の活動として展示会などの情報がありましたら教えてください。

基本的に今は大阪と横浜の方を中心にグループ展に参加してまして、そこで展示したりとか販売したりとかしています。この前7月頃にちょうどその展示があったので、次は来年になるかと思います。 それと1つ宣伝させていただいてもいいですか? 今月(収録時9月)に、僕らイロドリアルの新しい本が出版されました。今回は塗り絵式になってまして下絵がついているので、あまり絵を描いたことがない方でも塗り絵感覚で楽しめる内容になっています。なので本当、いろんな方に試してもらえたらなと思って居ます。

-ちなみに三賀さんが担当されているのはどのモチーフですか?

マスカット・樹木・ポストの3つですね。

-技法さえ学べば少しは描けるようになるんでしょうか…、細かく描くには忍耐力が必要ですよね。

そうですね。画力とかももちろんなんですけど、こう…根気がいりますね。 かなり細かく解説したつもりなので、1つ1つ丁寧にやっていけば…1回で描くことは難しいと思いますが、何回も繰り返していくことで段々と描けるようになってくると思います。

Q. How did you decide to participate in the IRODORIAL group?

It was about two and a half years ago when I started to draw with color pencils. But, since colored pencil drawing was not a major (popular) thing yet – I wanted to spread it to the world – IRODORIAL representative Mr. Bonbon, who is the team leader of IRODORIAL – invited me to participate!

-Could you tell us, what is the appeal of your activities at IRODORIAL?

As the group name “IRODORIAL,” suggests – there are a lot of colored pencil painters who draw realistically. But, even if they are the same type of realist, each person has a different motif, and the way they draw is completely different… I think it’s appealing that artists with their own individuality get together and work hard together toward the goal of “Spreading Colored Pencil Drawings!” Every member has their own characteristics and we all have the same goal–to make colored pencil drawings popular, while doing our best. That is the attractiveness of our activity.

-It’s a little “in-depth” question, but you said that you majored in Japanese painting at university. Why now do you want to spread colored pencil drawing to the world?

You are right (smile). In addition to Japanese paintings, I also did oil paintings for a while, and I also did watercolors. But, for some reason, I was strongly attracted to colored pencils. Originally, I was good at drawing detailed small things, so I wondered if colored pencils were suitable for me. And, since colored pencils are painting materials that I have been using since I was very young – I felt nostalgic. That is also the attractive part!

Q. Your profile image represents a picture with a train motif? Is there a specific reason?

I draw a lot of pictures of railways, but rather than “like” the railway itself – – I “like” the “scenery including the railway!” I like to “cut-out” the scenes that I usually see in my daily life, and I often draw such every day scenes!

-There are many people who share your feelings. There are many people who like drawings & pictures of that kind of daily life with trains! I’m sure many people can relate to that!

That’s right! Of course, there are also people who love trains, and even people who are not so interested in trains themselves, but…they often tell me that they use that train a lot – or – that they go by this station often – or – that they used to live near this station and it made them feel nostalgic!

-Do you have a clear idea of the motif you want to draw in your mind?

Yes, I do! Most of my motifs are natural scenery or ordinary scenes from my daily life. But, my concept for painting is to always go to the scene. Rather than just drawing “what I see”. I always try to draw “what I feel” with my five senses. So basically, I don’t try to draw things exactly as they are.

– “Feel it with your five senses and draw it!” Does that mean you want to include sounds, smells, and other things in your drawings?

Yes, I do! I often emphasize my first impressions of the scenery, what I remember, and what moved me when I saw it.

Is there any particular piece of work that makes you feel that way Mr. Mika?

I think it was last year that I painted a piece called “KAERIGIWA” meaning “On the Way Home”. I drew a picture of a river in the middle, surrounded by mountains and I had an impression when I looked at it… There was a moment when it looked a bit unrealistic and fantastic. I think I captured that moment! It was almost evening, so the lights of the houses were reflected in the water, but the way they were reflected was not as they actually were, but rather as I felt them when I saw them. It’s a little difficult to explain in words alone. But, I don’t draw with any particular meaning, not just for that particular work – – but, rather I draw from my senses. So I want the viewer to feel free to take it as they please.

Q. You said that you use “Iwa-enogu” (Japanese glass mineral pigments) for your Japanese-style paintings, but what kind of tools do you use for drawing/painting?

For colored pencil drawings, I mainly use KARISMACOLOR pencils, and I’m not particular about the rest. I don’t use more than ten (10) colored pencils to draw a single picture.

– Is that so? For example, did you only use about 10 colored pencils for your work “KAERIGIWA – On the Way Home” that you mentioned earlier?

I probably only used about five or six! On the other hand, if I don’t use that many, I can’t get that feeling… It’s not that I force myself to use less, but I naturally end up using 10 or less! But, the colors I use are always different. For example, if I’m working on a green nature scene, I use blue and yellow, and if I’m working on “KAERIGIWA – On the Way Home” I use very little yellow… I don’t use much blue and the main colors I use are purple and black. The color tone is also different in each work.

– Yes, I see – that is interesting. How many colors do you have now?

I think I have about 160 colors.

– WOW – That’s amazing! That many? But… you always choose about 10 of them for each work.

Q. This goes back to what you said earlier, but what is the appeal of colored pencils – – compared to other art materials?

I would say… Colored pencils allow you to do very detailed work, and since colored pencils are basically layers of fine lines, there is a kind of beauty that can only be achieved by accumulating detailed work. So, I think that is one of their charms. Also, it gives a gentle warm feeling, which is something that other art materials can’t give. Colored pencils allow you to draw in quite detail!

Q. What is the most difficult part of making your work?

Well, I don’t really have a specific one – – But, it’s always a challenge. There are many things (smile). I have an ideal image of what I want, but it’s hard to get close to it. There are so many issues that come up every time… I struggle with it every time.

– I see – Understood. Do you sometimes consult with the people of “IRODORIAL” about such things?

Yes, I do! I talk to everyone at weekly meetings, and I ask them, “How do you draw this?” And so on… I do consult with them about such things. We discuss various things and we share the tips and methods.

Q. Is there anything that you would like to challenge yourself in – – regarding your future activities?

Well Yes! I would like to make larger works in the future. Right now, my works are basically size A3 or A2 at the most… In my Japanese painting studies at the university, I’ve done some very large works that are the equivalent to 100 postcards, and I’d like to be able to do that with colored pencils!

-I share your feelings. Yes, I understand that you want to “raise the bar” of the category called colored pencil drawing a little more.

Yes, that’s right! That is our goal and we are working really hard for that purpose.

Q. Do you have any information about your future activities, such as exhibitions? Please let us know.

Basically, I’m participating in group exhibitions in Osaka and Yokohama, where I exhibit and sell my work. The last time I had an exhibition was in July, so I think the next one will be next year. And, may I advertise one thing? This month (September at the time of this recording), we published a new book by IRODORIAL. This time, it’s a coloring book, and it comes with a rough sketch. So even those who haven’t drawn much – – can enjoy it – – as if it were a coloring book. So I really hope that many people will try it out!

-By the way, which motifs are you in charge of Mr. Mika?

Muscat, trees, and posts.

-Is it possible to draw a little, if we just learn the technique? I need patience to draw in detail, don’t I?

Yes! Of course, you have to have good drawing skills, but it also takes patience. I’ve tried to explain it in detail (in the book). So, you do it one by one carefully. I think it’s difficult to draw it in one go (to draw all at once), but if you do it over and over again – – I think you will gradually become able to draw it! With practice, I think that you will be able to draw gradually by repeating it many times! Thank you Mr. Mika for this interview!

これからもいろいろな分野での第一人者の方、新進気鋭の芸術家の方、ファッション、いろいろな分野の方たちのインタビューを配信させていただきます。

We will continue to deliver compelling interviews with the leading creative artists and influencers in various fields such as art, fashion, cooking, etc…
We hope you’ll be looking forward to many more exciting and interesting creative updates soon!

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