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#3 :猪俣 友紀
The Guest of August 2020: Ms. Yuki Inomata

ゲスト :猪俣 友紀

ジャンル: 手芸作家 ( Handmade Desiner)

プロフィール:
日々のハンドメイドを綴ったブログが人気を博し、一躍人気作家に洗練された布合わせと完成度の高い作品が多くの支持を集める。手芸雑誌を始め各メディアにも取り上げられ、幅広く活躍。ヴォーグ学園東京校、横浜校にて講師としても活動。


The Guest of August 2020: Ms. Yuki Inomata

Genre: Handmade Handcraft Designer

Profile

Yuki Inomata’s blog presents her unique handmade products that have gained in popularity and sophistication.  She has earned a lot of support and has been covered by handcraft magazines, books and TV programs!  Yuki is now a breakout Instagram star as a popular designer in the category of handmade products.  She is also very active as a teacher and lecturer at Vogue Gakuen (School) in Tokyo and Yokohama.
Her book is entitled: Quality Fabric Bag.  Whereby, her bags can be enjoyed with every design style

手芸作家

初心者からでも始められる簡単ソーイングから本格的なものまで多彩なものをブログを通して提案をしてきておられ、それがとても人気になり、フォロワーがなんと5万人を超えています。
インスタグラムではとてもセンスの良く作品を載せておられます。ご自分でも棚を作ったりされてお部屋のインテリアにも手を入れるなど幅広く活躍されています。最近ではTV番組で簡単に作れるエコバッグを紹介しておられました。 色の組み合わせなどの知識も豊富な方です。

Handmade Handcraft Designer:

Through her blogs, Ms. Inomata has been proposing various types of handmade products (from simple sewing as a beginner to the full-fledged professional level).
Yuki Inomata’sblog became so popular that her followers increased to more than 50,000 people. On Instagram, she presents her chic products with a great sense of style.  Yuki has also customized her shelves (by herself) and has put a lot of effort into the interior decoration of her displayed designs.  Recently she introduced her tips – – How to make your very own “Eco-Bag” easily!  Yuki also has a wealth of knowledge and is licensed in “color combinations”.

著書本

インタビュー音声

The singer of the theme song : Ms. Carmella Constancio (YouTube)
Interviewer : 柴田 かおる (Kaoru K. Shibata)

Q.猪俣先生が手芸に興味を持たれたきっかけは何ですか?

この質問ですごく、思い出して色々考えてたんですけど…。本当に原点に戻ると、ミシンを最初に触ったのが幼稚園の年長さんだったと思うんですけど、母親が内職をしてたのをずっと見ていて。
内職はミシンではなかったんですけど、ちょっと趣味…なのかな。母親がやっぱりミシンをやっている姿をずっと見ていて、その動く道具に対して興味を持ったっていうのが、たぶん1番最初のきっかけだったんじゃないかなと思うんですよね。
その動くモノを使って、初めて作ったのが雑巾だったんですね。それを作るときに、作るのに興味を持って作ったんですけど、それを先生にあげるってことになったんですよ結果的には。
だから「誰かに対して作る」っていうことの最初のきっかけが、その雑巾作りだったんですよね。それが本当の最初の興味を持ったきっかけだと思いますね。

Q.バッグやマスクなどの小物・お洋服など様々な手芸に取り組んでおられ、たくさんの方が先生のブログを見ていらっしゃいますが、どのようにデザインを考えておられますか。

デザインでバッグを考えるときに1番に考えるのは、本に載せるときは作りやすさが重点になるんですけど、誰かのために作るっていう販売するために作る場合っていうのは、自分が使うときも想定しながら、使いやすさとか持って歩くときのデザイン・季節ものの洋服に合わせたときっていうのを意識しながら、布は選ぶようにしていますけれども…大体好みの生地をピックアップすることが多いですかね。

Q先生は布の素材の組み合わせなども考えておられると思いますが、どのようなことをポイントにされてるのでしょうか。

布の素材に関しては、バッグは丈夫であることと、長く使ってもらいたいっていうのがあるので、割と布を選ぶときから…、こういうバッグを作ろうとか例えばシンプルなトートバッグを作ろうとかっていうときと、荷物を多く入れるリュックだとか、そういうのを作るときは、素材を見たときにこれにしよう!っていう風な感じでデザインを決めていくので。

Q素材を見てデザインを決めてしまう…パッと頭の中で?

そうですね。素材っていうよりは、柄とかの方を見ることが多いですかね。素材とプラス柄を見て…。

バッグっていうのはやっぱり丈夫に持たせたいので厚い生地がいいなとか、薄い生地であればそれを内側に使おうとかっていうのを思い浮かべながら布を選んだりってことをしていくんですけども…。どちらかっていうと、柄を見て、生地の厚さを見て、バッグを決めるっていうときもあれば、その柄をどうしてもバッグに使いたいってなったときに、カバンに対しての強度が弱いっていうときは、違う素材を足して同じような強度を持たせるっていう工夫をして、想像するようにしていますね。

Q面白いですね、例えば革みたいなものもちょっと使ってみたり。

そうですね。革とかを使うとすごくマットな感じのバッグだったりとか。
どこにでもあるようなバッグは私はあんまり作るのは…、避けてるわけではないんですけれども、ちょっとやっぱり特別感を出そうとか、ちょっと違うっていうところを出すのを意識しているので、違う布に対して革を足してみたりとか、夏なのにちょっと素材の違うウールとかを少しだけ足してみるっていう、そういうギャップを楽しむっていうところはありますかね。
ちょっと言葉にするの難しいんですよね、インスピレーションみたいなところがあるので。布でイメージが湧いてくるんですよ。バッグの。で、そのバッグのイメージが湧いてきたときに、皆が同じ生地を使った場合ですよ?同じもの作っても同じに見えてしまうんですけど、そこにちょっと自分のらしさみたいなのをプラスするようにしていくと、自分の作風が出来上がっていくっていう感じなので…。

Q.先生は色彩コーディネーターという資格もお持ちですが、色の組み合わせがもちろんあると思うんですが、バッグとかの色で少し遊びたいという時どのようなアドバイスをして頂けますか。

アドバイスですか!?(笑)

そうですね、まあでも…私9年間手芸店で講師の仕事をしてたんですね。その時に生徒さんが、こういうバッグを作りたいっていう時に手芸店なので布がわんさかあるじゃないですか。すごいいっぱいある中で、1つを選んでいく訳ですよ。その方の年齢層だとか、普段持っていそうなバッグとかっていうのを見て、ちょっとこういう生地に冒険してみましょうっていう提案はずっとしていたんですよ。
そういうのをしてた時に資格自体私は持っていなかったので、自分がやってたことが間違ってないかっていう確認のための資格を取ったような感じなんですよ。資格があるからこれができるっていうことはないんですけど…。

Q:なるほど。でも色の組み合わせって、すごく変になっちゃったり、良くなったりしますでしょう?色の出し方もあると思うんですよね。

そうですね…。でも逆にですよ?やっぱり布買いに行くときとか選ぶときっていうのは、バッグを選ぶのと同じように自分の好みが出るんですよ。嫌いな色って選ばないっていうことなんです。黒が嫌いな人は黒は選ばないですし赤が嫌いな人は赤は選ばないじゃないですか。でもバッグとか、赤いのが好きってなって買った場合って、大体布を選ぶ時もそっちに近い物を選んでいくんですよ。やっぱり好みの物って自然と表れるんです家の生活の中でも。
だから選んできた布もそうなんですけど、その中でちょっと奇抜な色があるっていうのがあったとしても、違う色を足したりとか、さっき言ってた革を足したりとか、レースを足したりとか…、別の素材を加えることでやっぱり自分の好みの物に仕上がったりすることって意外とあるんですよね。そういうのはすごく面白いところかなって思いますね。

Q.様々なプロセスを経て作品が完成すると思いますが、どのような時が1番楽しいですか。

それこそやっぱり想像してたものが「間違ったかも」っていう時もあるんですよ。いろんな色を私も使うので…。好みというよりは冒険心から。自分が好きじゃない色とかも加えていってやってるので…偏りはありますよ!好きな色に、やっぱり青とか黄色とかっていっちゃうんですけど。失敗することもあるんですけど、逆にその失敗することが発見に繋がることがあるんですよ。

例えば間違えたところを切っちゃったとか、間違えたところに縫い付けちゃったっていうところに、違う素材で隠そう!ってしたときがあって…。そしたらそれがアクセントに逆に変わって、プラスになったってことがあるので、そういう発見の続きが面白いっていうところかなあって思いますね。

-なるほど、そういうアクシデントみたいな形のことがあると。

「失敗は成功の基」って言うじゃないですか。まさに手芸はそれの連続じゃないかなって思います。

Q.インスタフォロワー5.4万人(2020年7月時点)、Blogランキング上位など、SNSでも大人気でいらっしゃいますが、始めたきっかけは何でしたか。

ブログを始めたのは2005年の春になるんですけども、下の子が今大学生に入ってるんですけど、下の子が幼稚園の年小さんに入るよっていう時にブログを始めたんですね。

その前はホームページを作ってて、ホームページの時代からネットの方はずっとやってたんですけど、そういうような時代からネットには関わっていたんですね。ちょうどその頃にブログっていうものが世の中に入り始めた頃だったんで、日記を書くのも…まあ書いて誰かに見せるっていうのが元々好きだったのかな。でも見る人は5人くらいしかいなかったんですよ。そのネット仲間だけだったので。でもやっぱり毎日やろうかなって思ったのは、たぶん3月くらいだったんですけど…。

最初の、手芸を始めたきっかけにちょっと繋がっていくんですけど、それこそ昔からミシンをずっとやってきた中で、これを作る!あれを作る!っていう風にやってきたんですよ。今とは違ってて。バッグを作るとか座布団作るとかっていうとハギレが出てくるじゃないですか。で、この残ってた布が、今もそうなんですけどずっと残してたんですよ。その残してた布を、何か違う形に変えたいなって思った時に、図書館とか行ってたんで子供を連れて。手芸の本を結構いろんなの読んでたんですよ。古い物ばっかりなんですけど、手芸屋さんにも行ってなかったし、ずっと図書館で探してた時に、菊池しほさんという手芸作家さんがいらっしゃって、その方の本に出会ったのが衝撃だったんですよ。それが私の第2の手芸を始めたきっかけです。今の原点になるんですけど。それがもう32(歳)…とか。

小さなハギレを組み合わせて1つの物を作るっていうまさに今求めていたものがあったんですよ。その時新しい本だったんで、斬新だったし…、そこに加えてニットのパーツを組み合わせて1つのコースターができるとか、巾着が出来上がるとかっていう本だったんですけど、そこにものすごい衝撃を受けたんですよね。

編み物とかもずっとやってきたので「何これ布と一緒に違う物が組み合わさってるのに、なんで1つのものに出来上がるの!?」と思って…。そこがね本当に私の…衝撃的なきっかけになったところですね。そこから始まって、毎日ブログで1つの作品を紹介しようっていうのがブログの、SNSのきっかけなんですよ。そのコースターを作って、ブログに紹介するっていう1つの1日の流れができたんですよ。そこでまず人に見てもらうっていうところから始まったんですよね。

Q.お使いの道具でお好きなものはありますか。

好きな道具…もちろんミシンは好きですし、もちろんSewlineさんの道具は大好きです!

―ありがとうございます!(笑)

あの、ピンクのSewlineシリーズが出たときは最高でしたよね!今も毎日使ってるんですけど、やっぱりピンク色っていうのは気持ちが上がるので、めちゃくちゃ愛用してます。色の力って、本当にそういうところにあるんですよね。やっぱりちょっとモノトーンだったりとか、ナチュラル色にも走りがちなんですけど持つ物って。でもやっぱり毎日使う手芸品って、あのぐらいピンクの感じが…あの色が絶妙ですよ本当に。ピンクなのにちょっと紫寄りな…、あの色が最高です。だから好きなんです(笑)

―なるほど!今後もまた新しい物をもっと…

あの色で出してください!

結局収集する人が絶対増えてくると思うので。手芸って、結構こだわる人が多いから、同じものでやっぱり集める人の方が増えてきますよ。あそこにミドリとか入らないですもんね?やっぱりピンクで揃えたらピンクですよ。女子はピンク大好きですから(笑)何歳になっても!

だからピンクの定規とかあっても良いと思いますよ。蝶々の絵が描いてあるっていう、さりげないところが良いですよね。コンプリートしたいです、そしたら!

―また私どもも、頑張らなければいけないと(笑)

がんばってください!(笑)

Q.今後の活動において目標などはお持ちですか。

そうですね。やっぱりマスクをきっかけに、私のフォロワーさんが増えたのも今回のマスクのことがとても大きいんですけど、それってこれから作ろうっていう方とか、今回をきっかけに作り始めたっていう方多いと思うんですよ。そういう方たちに、もっとこれからも続けてもらいたいなって思ってるんですよ。

私が同じように30代初めくらいの頃に本で衝撃を受けて、やろう!ってなって十何年って今に至るように、同じような方が、いっぱいいてくれたらいいなって思って…そういう人を増やしたいっていうための活動をしていきたいなと思って。

やっぱりお母さんになったりとかすると、友達との距離が変わってくるんですよね。学生時代の友達と違って、お母さんの友達って、共通の趣味を見つけるお母さんっていう出会いっていうのはないと思うんですけど、こういうSNSを通じて好きな趣味で繋がるってことはできると思うんですよ、これからの時代特に。そういう架け橋になれたらいいなと思ってます。それが私の今の活動の目標ですよね。

―画像ではあるんですけど、日本語はわからなくても世界の人が見れますからね。

そうなんですよ!まさにそれも目標の1つなんですけど、海外に行ってワークショップをやるっていうのは私の夢なんですよね。次の。

大きすぎるんですけど、でも今回のことでマスクがあったじゃないですか。そのレシピを結構海外の方が見てくださって、フォロワーさんも海外の方がすごく増えたんですよ。

いつかコロナが収束した後、海外に行ったときに、マスクの話って世界共通の話題なんですよ。今回マスク作ったよねって話になるじゃないですか。その時に、いつか私のインスタを見て作ったんだよっていう人に繋がったら良いなと思って…。

そのために英語も勉強しなきゃいけないんですけど(笑)話せるようにまではなりたいなとは思ってます。

Q: What inspired you to become interested in creating handcrafts/handmade designs?

Well, in order to answer this question, I have to think a lot about it.  When I really go back to my starting point, my mother was making something with the sewing machine when I was child. I loved to see her work and was also interested in the movement of that sewing machine. I think it was probably at that moment where my first impression and interest developed, while watching this moving tool as my mother was using the sewing machine all the time! My first work was a wiping cloth by utilizing the sewing machine.
I made it for someone. Actually, I gave it to my school teacher. To give my handmade products to someone was my first motivation to go into the handmade world.

Q: May people are following your blog since you are always presenting various bags, face masks, and clothes on your site. How do you determine and select the unique designs of your products and creations?
When I think of the design of a bag, I am thinking about the situation and the bags’ use. For example, the main point is easiness in making it, when the use is for a book or magazine.  When it is for someone else or is to be sold, then I am thinking of choosing the right fabric, the easiness to use along with the coordination & design of seasonal clothing. Especially when I choose the type of fabric to be used, it is very important. But, normally, I pick out my favorite one!

Q: You are also thinking about the combination between the design and fabric materials.  Which point is more important in choosing?
As for the material of a bag, it needs to be very durable, since we use it regularly/daily.  I want the bag to be used for a very long time…
It would be the material first.  Then, I come up with a design specifically to combine with the chosen fabric material, such as a Tote Bag or a Backpack. I decide the design with that kind of feeling.

Q When you see the material, then you instantly imagine the design of bag in your mind?
Yes, but you often see the fabric pattern first rather than the material. After all, I want to make a bag that is durable, so I want to use a thick fabric.
When I look at the thickness of a fabric and pattern, then I come up with the design. I will also think about choosing a thin fabric for the inside.
In some cases if I really like the fabric pattern, but it is not durable enough, then I add some additional different, but more durable material fabrics to give that bag the same strength.
Then, my design would be completed.

Q: It’s interesting. For example, trying to add different materials such as leather….

Yes, by utilizing leather, it would be a very matte finish surface on the bag.
I would like to create a custom special bag, which is not available anywhere. I am conscious of giving the consumer a special feeling of something different.  Therefore, I experiment with different fabrics to fill in the gap.  For example, I would rather add wool fabric for the summer bag.
It’s a bit difficult to put into words… because I follow my inspiration.
When I see the fabrics, I am inspired.  I can imagine in my mind the picture of my own bag. I try to put my personal taste in the design, but it is naturally done.

Q: As the Teacher, you have the qualifications of the “color coordinator”.  Would you give us some advice when you want to play a little with the colors in making a bag or another project?
Oh… give you some advice? (smiling)

I had been the instructor / advisor at a handcrafts shop for 9 years.
As you know, there are so many fabrics in the shop. I had to choose one color for the customer’s bag. I was always proposing to take an adventure with different fabrics, seeing the different age groups of the customers and the colors they usually had. I wanted the fabric to suit the person. In order to reconfirm what I did was right; I got the license of “color coordinator”.

Q: I see, but, the combination of colors is not so easy.  Sometimes, it can be really nice or sometimes not? There are ways of producing colors.
That’s right. But I believe that you do not choose the one that you dislike. In other words, the people who do not like the color black, do not choose the black color. People whose taste dislike red, don’t choose red.  It is the same when you choose the color of fabrics.  After all, your favorite things appear naturally even in the life of your house!  But it is also possible to add different colors and different material such as leather, lace, etc. It’s surprising that you can finish it to your liking by adding your favorite color combinations and materials.  I think that kind of thing is quite interesting.

Q. Through various processes, your product will be completed. Which process do you enjoy the most with your time, and with having fun?
Well, it would be the moment of surprise, the unpredictable, that I enjoy the most.

For example, if I mistakenly chose the wrong color or cut the line which should not be cut or sew the line that should not be sewn.

Then, this accident of creating will turn out in different way… From an adventurous spirit rather than a preference.  Sometimes it fails, but on the contrary, it sometimes leads to discovery. An accident, which turned out to be a plus!  It became better in design unpredictably. I think that the continuation of such discoveries is interesting.

-I understand. Yes, that is a good accident to
have.

It says, “Failure teaches success”.  The handcraft is continuous action of that.

Q. You have more than 54,000 Instagram followers (as of July 2020), and you were selected the most popular blogger in SNS (No. 1 in the Blog Ranking). How did you start that activity?
It was the spring in 2005 when I started the blog. It was the time my second child entered into kindergarten and I had some free time.

Before, I created my website. Therefore, it was quite natural to start the blog like my diary.

I think I originally liked writing and showing it to others. In the beginning, there were only 5 people reading my blog.

I made the bags and cushions…Then, I kept a stash of fabrics for a long time.I tried to write everyday and also started to make projects with fabrics.

When I went to the library, I found the book of SHIHO KIKUCHI. That gave me quite an impact and the book revived my passions for handcraft.  At that time… I was 32 years old.

In the book, there were a lot of designs to make things by sewing lots of pieces of fabrics. That was what I really wanted.

It consisted of various fresh ideas, where I could combine knit parts to make one coaster, or drawstring bag, etc. When I saw it, I was quite influenced because I did not expect the creative idea to combine fabrics and knits.

Starting from that, the idea of introducing one work on a blog every day was the motivation for SNS.

I was able to create one coaster and introduce it to my blog. So I started with the idea of having people see it!

Q. I believe you have many tools to make your products. Do you have any favorite ones?
Yes, I love the sewing machine. And of course, I love SEWLINE products a lot!

-Thank you so much.
It was great when the “PINK” SEWLINE series came out!  ( SEWLINE PINK COLORS )launched. I was really excited. I use SEWLINE products everyday… The Pink color inspired my feelings to be creative. The power of color is there. I like the natural color and monotone color, too.  But, that pink color is exquisite for me.  It is the best product. That color is the best – That’s why I like it! (smiling)

-Thank you so much. We will bring more new exciting products in the very near future!
Yes, please make new things with that pink color! We love pink and would like to collect all SEWLINE products with those color tones. Girls love pink (smiling) no matter what age they are!

I would like you to produce a Pink Ruler with the SEWLINE Butterfly Logo. I would like that very much. It would be super!

-Yes, we will try to do our best to make it…
Please try.

Q. Would you please tell us about your future activities and projects?
I would like to see more people like me on social media! My followers are increasing because of the Instagram / blog to show how to make a face mask. With that activity, people are started to sew and make something. I really want everyone to continue to create something.

As I experienced in my 30’s, I hope that many people want to be creative and want to continue the hand craft activities. I want to encourage & increase the people who want to continue creating something they made with their own hands.

Also, through SNS, people who are interested in creativity can connect with each other.

I want to be a linking bridge to connect the all creative people worldwide. That is my current project goal.

-Your Instagram shows the photos and images even though people do not understand Japanese, they can look and understand it easily.
That’s Right! That’s one of my goals, but it is my dream to go abroad and hold workshops next!

I found that people around the world looked at my blog to understand how to make the mask and the number of people outside of Japan is increasing.

I hope that I can meet all the people who made my mask with my instructions in the near future.

To do that, I need to study English (smiling) because I want to be able to speak directly with everyone! That is my goal!

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